◆刑事事件

2013年1月10日 木曜日

クレプトマニアの裁判

 本件も、おそらくは、クレプトマニアの障害を抱える被告人の案件でしょう。強盗致傷という罪名は怖そうですが、ひったくりの際に被害者が転倒して怪我をすれば、強盗致傷です。判決寸前に窃盗をするという覚えの悪い案件で、強盗致傷の法定刑の下限に近いの3年6月が言い渡されていることからも、大した犯行でなかったことが伺われます。出所後、必ずクレプトマニアの治療を受けて欲しいと切に思います。

 本ブログ「クレプトマニアと言う言葉をご存じですか?(1)
       「クレプトマニアと言う言葉をご存じですか?(2)」


平成25年1月10日朝日新聞デジタルより
 強盗致傷事件の判決直前に再び万引きをして、審理が中断後に再開された裁判員裁判で、東京地裁は10日、東京都武蔵野市の卸売業、■■被告(49)に対して懲役3年6カ月(求刑懲役6年)の実刑判決を言い渡した。

 弁護側は「被告の盗み癖は病気。専門施設で治療したい」と保護観察付きの執行猶予を求めたが、判決は「服役後の治療も可能で、実刑で罪を自覚するべきだ」と指摘した。

 大善文男裁判長は言い渡し後、「社会復帰してから原因に適切に対処してほしい。裁判員ら全員の考えだ」と被告に語りかけた。

投稿者 河原誠法律事務所


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