◇特定法律問題

2013年2月23日 土曜日

奨学金滞納と猶予制度

 日弁連が企画した全国44の弁護士会での奨学金問題の電話相談が、今年の2月1日、朝10時から夜10時までの12時間開催されたそうです。

 日本学生支援機構から借り入れている方々には、同機構が失業者や低所得者向けに返済猶予の制度も設けているようですが、判りやすい説明は見当たらず、機構側も積極的に説明はしていない様子です。結果として、猶予を知らないまま滞納をしてしまい、延滞利息10%が加算されてしまいます(もともと、3%弱の利息は付いています)。

 そして、民法の規定を形式的に適用して、滞納している場合は未払いの利息から充当していきますので、なかなか元金が減らず利息は常に発生していきます。
 借りたものは返さなければならないのは、そのとおりなのですが、レジャーや物品購入ではありませんし、もともと資力が乏しいからこその奨学金なのですから、支払えなくなったときは、一般の取引と同じように利息を付けるなどは少々厳しすぎるような気もします。



 この問題については、奨学金問題対策全国会議(事務局は、東京市民法律事務所;03-3571-6051)が取り組んでいますので、困っている方は一度相談されてはいかがでしょう?

日本学生支援機構のHPより
・返還期限の猶予の制度

・一般猶予の制度


投稿者 河原 誠


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