◆刑事事件

2013年8月26日 月曜日

無理な罪名(その1)

 8月初めに当番弁護に出動し、そのまま被疑者国選弁護人に就任した案件は、一つ間違えば面倒なことになるところでした。

 弁護士会から出動要請を受けた段階では、「窃盗」事件。被害品は、コミックス14冊。
 ところが、その日の夜(昼間は被疑者が勾留質問のため、裁判所に連れて行かれていたので)、面会した際には、罪名が「強盗致傷」になっていました。強盗致傷だと裁判員裁判となってしまいます(当方としても、色々と調べないといけないことが増えますし、各裁判員への日当など税金も投入されます)。被疑者に聞くと、"店を出て自転車で逃げようと敷地内を走っているうちに、店員さんに追いつかれタックルを受けた。バッタリ自転車ごと転けたところ、今日(事件数日後)、店員さんが骨折していたことが判明した"ということでした。

 店員さんの被害が大きいので、警察は、「強盗致傷」で勾留請求をし(勾留決定を得て)、取り調べをするということらしいです。

 これって、強盗致傷になるのでしょうか?・・・続く

投稿者 河原誠法律事務所


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