◇特定法律問題

2014年7月29日 火曜日

事件報道と事件解明

7月26日、高校生が同級生を殺害してしまう事件が起こりました。
この事件について、数日しか経っていない現在、既にその原因推理を「識者」がコメントしていますが、今の段階であまりコメントして欲しくありません。

 子供が、捜査官から問い詰められたら、何か答えなければならないと追い詰められて、頭に浮かんだことをポロッと発言してしまうことは多々あります。
 もちろん確信犯の場合もありますが、自分でも自分の気持ちが整理できていなかったり、判らなかったりしている可能性もあります。

 それが本心からの言葉なのかどうなのかについては、大人側で慎重に検討して欲しいのです。

 事件から数日しか経っていない今の段階で、第三者があーだこーだと言っても仕方ないのではないでしょうか。2人の関係や加害者の家庭環境、生い立ちをじっくり調べて、加害者の気持ちに寄り添うように接して、その子供の思いを引き出し再構築してあげることが大切です。これは、加害者だけのためでなく、被害者側にとっても本当のことを知ることが出来るという意味で、とても大切なことだと思います。

 そして、安易に結論づけて欲しくないのです。目先の結論に飛びつくと、事の本質にたどりつけません。そうなると社会にとってなんとなく原因が分かって安心できたとしても、社会にとっての教訓とはなり得ないからです。

投稿者 河原 誠


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