※ひとりごと

2015年3月17日 火曜日

残業代の計算は複雑なのですが・・・。

 残業代の計算の問題です。

 法律上の規制は、法定労働時間を超えて労働させた場合には、時間外労働として1.25倍の割増賃金を支払うことが求められています。
 法定労働時間を超えて労働させた場合とは、

①一日8時間を越えて労働させた場合
②週(7日間)40時間を越えて労働させた場合

です。ただし、1週で40時間を超えたかをカウントする際には、すでに8時間超過として法定外労働としてカウントした分は除外します。


 このような複雑な計算方法になっているのは、「1日9時間働かせても(残業1時間)、翌日に労働時間を短くすれば残業をなしに出来るというズル」や、「1日7時間ずつ休日なしに働かせる(49時間/7日労働)ことにより残業代を免れるズル」を許さないためです。

 ただ、計算が少ぅし複雑になるので、気をつけないといけません。それが、上記「但書」部分です。例えば、月曜~金曜毎日9時間(週45時間)働いたとします。1日1時間オーバーですので、残業5時間ですね。週45時間働いていますから、やはり残業5時間ですね。でも、この5時間ずつを足して10時間とすることはおかしいですよね。ですから、上記但し書きのように「既に、8時間超過として、法定外労働としてカウントした分は除外されることとなっているのです。

 これに気付かず2年分二重計算して訴えを提起してきた弁護士がいます。広告をバンバンうって仕事を抱えきれずにパニクっているようです。昨年12月19日送信した答弁書で指摘したにも関わらず、3月半ば現在、未だ修正なされていません。

 いくらなんでも、人(厳密には会社ですが)を訴えるのに、余りにも安易な態度ではないかと思ってしまうのです。





投稿者 河原誠法律事務所


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