◆民事事件

2015年9月15日 火曜日

不動産の価値の算出

不動産の価値

不動産の価値を示すのには、様々な基準があります。

1)公示価格(地価公示)
  国土交通省が一般土地取引の指標とするため、もしくは、公共事業の適正補償金の算出の基礎とするために公表するもの。毎年1月1日を基準として算出し、同年3月に公表します。
  土地取引に最も影響がある国家の示す価格です。

2)基準地価(都道府県地価調査)
  各都道府県が、国内2万件以上の基準地を選定し、毎年7月1日を基準として算出し、7~8月に公表します。上記公示価格の約半年後を基準として算出されますので、不動産取引においては、地価の変動を速報し、地価公示を補完するものとして重視されています。

3)相続税路線価
  相続税及び贈与税算出のために、国税庁が毎年1月1日を基準にして、7月~8月に公表されます。一般には、地価公示の7割前後といわれています。

4)固定資産税評価額
  固定資産税算出のために、各市町村が3年ごとに、基準年度の前年1月1日を基準として、3月又は4月に公表するものです。これも路線価と同様、公示価格の7割前後といわれています。裁判所においては、この固定資産税評価額が不動産の価値として採用されることが多いです。

5)実勢価格
  実際の不動産取引の際に、買い手がつくことが見込まれる最高価格として、不動産業者が算出します。上記の様々な価格を参考にしつつ、間取りや窓の向き、駅からの距離、周辺の便利な施設の有無等まで考慮しながらきめ細かい配慮をして算出してくれます。それでも、不動産業者の算出ではばらつきが生じるので、通常、私は複数の不動産業者に見積もりをお願いしています。

それぞれの意味を把握した上で、適切に利用しないと

投稿者 河原誠法律事務所


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