◆民事事件

2015年12月 1日 火曜日

最近の架空請求

 最近の架空請求は、訴状を偽装したもの(「訴えるぞ」ではなく、「裁判所が訴えを受け付けたぞ」というもの)まで、現れているそうです。
 

 実際その画像をみましたが、我々プロから見たらただのお笑い文書。
 例えば、※訴えた人の表記が、「原告」とか「弊社」とかブレている。※定期金の発生時期が特定されていない。などです。

 でも、受け取った方にとっては自分が既に訴えられたとおもって、急いで要求された金額を払ってしまう方もいそうです。

 一番判りやすいのは、その連絡がメールで来ていたら、詐欺架空請求です。平成27年現在、メールで訴状が送られることは100%ありません。普通郵便でもありません。かならず、「特別送達」という結構高価な郵送方法を使っています。

 逆に、「特別送達」で送られて来た訴状は、本物の可能性が高いです。その場合は、訴状と一緒に係属裁判所と部係・担当書記官の情報が記されたレターが入っていますので、担当書記官に連絡して裁判になっていることを確認して下さい。で、裁判になっていたら、書記官が金を払えということはありません。ここで、金の支払いの話を始めたら、妖しいと思って下さい。

 ただ、本物の裁判にかかっていたら、放置していたら架空の請求内容であっても欠席裁判で支払うよう命令する判決が出てしまいます。そこはお気をつけ下さい。本物らしかったら、送られて来た書類と封筒一式を持参して、法律相談(自治体や弁護士会、法テラスなど)で状況を教えて貰って下さい。

 


投稿者 河原誠法律事務所


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