◆民事事件

2014年12月19日 金曜日

滞納賃料の請求がなくても、免除してくれるわけではない。

 古くて安い部屋を借りている低所得者の場合、賃料が払えずに滞納してしまうことがある。直ぐに、請求が来ればよいのだが、何の請求もないと、つい、翌月翌々月と滞納を続けてしまう。そのまま、払わなくて良いと思い込んでしまいがち。

 なぜ、賃貸人から請求が来ないのか?部屋が古いということは、賃貸人も高齢である場合が多い。入院していたり、既に他界されている場合などもある。そのため、入金が無くても家族が気付かない場合があったりするのである。
その後、数か月から数年経って、遺産分割協議の関係で弁護士や税理士が介入し、財産整理を始めて、始めて滞納に気付いたりする。そうすると、借主側も大変である。もともと、一月の家賃も滞納してしまうのに、積もり積もって、50万円、100万円にも上っている。こうなると、もう、契約解除明け渡しの憂き目に遭う。

 請求がないことと、要らないということは別のことだということを、よく、頭に入れていて欲しい。

投稿者 河原誠法律事務所 | 記事URL


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