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少年事件について

少年事件について

 子どもの非行は、親にとって悩ましいものです。ただ、生まれついての非行少年は居ません。どこかで、ストレス(合理的なものもあれば不合理なものもあります)を処理しきれずに、逃避してしまったことから非行が深化していく子とが多いように思います。
 まだ、子どもの心が蝕まれて時間が経っていなければ、その点を掘り起こして、ストレスを親御さんが受け止めてやり子ども自身が家庭で受け容れられていると感じることが出来れば、早期に解決することも多々あります。
 ただ、子どもの心が蝕まれて、それなりに時間が経っていると、その間に、非行少年同士のネットワークに取り込まれたり、家庭外で居場所を見つけてしまったりしていると、早期の更生は難しくなってきます。家庭側の理解と子ども自身の反省、将来への希望などをいかに引き出すことが出来るかが周囲の努力すべきところとなってきます。

 付添人活動としましては、まずは、非行事実が本当にあるのか、これを少年本人に確認しなければなりません。その上で、非行事実が一定程度ある場合には、



 鑑別所での面会、差し入れ、裁判所に対しては、調査官、裁判官と審判前に意見交換をし、その中で、裁判所が考えている問題点を探り出し、問題点に対する改善方法を少年、保護者の方と模索します。さらに、当職は、鑑別所や調査官のレポートを家庭裁判所で要旨を写してきて(コピーは出来ません)、必要な部分を保護者の方に提示します。これには、心理テストや関係者からの聞き取りなど、保護者の方が見えていなかった少年の一面を垣間見ることができ、今後のお子様との関わりに大いに参考になります。
 このレポートを基礎に裁判官は審判に望みますので、このレポートに対する反論などを当職が書面化して(「意見書」といいます)、審判前に裁判官に提出します。


 もちろん、非行事実がない場合には、証人や証拠を探し、検察の立証の矛盾点や不足部分を掘り起こすことが主眼となります。ただ、そのうえで、少年自身が警察に目を付けられた理由として、交友関係に問題がないか、生活態度に問題がないかなども少年と一緒に考えていくことになります。

 このように、少年事件は、通常の刑事事件と重なる部分もありますが、異なる部分もたくさんあります。友人が弁護士を知っているからなどと安易に弁護士を決めるのは、避けた方が良いと思います。

少年事件の保護処分について

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